2016年5月4日水曜日
21ジャンプストリート
期間限定特別価格 21ジャンプストリート/22ジャンプストリート(Blu-ray Disc)
2012年
ジョナ・ヒル、チャニング・テイタム、アイス・キューブ
あらすじ:片や悪ガキ、片やさえない君の同窓生2人が偶然、警察学校で再会して・・・。
お口直しにちょうどよい明るくて軽いコメディーでした。
【あらすじ】
学生時代はほとんど接点のなかった正反対な2人が、警察学校で再会する。
1人は、頭からっぽのチャラ男、1人は勉強が出来るオタク君。
お互いの弱点を補い合う事で、友情が芽生えてくる。
ある日、無事警官となった2人だったが、初逮捕でおバカなので権利の読み上げができず、無効にしてしまう。
悪目立ちをしてしまった2人に、潜入捜査が命じられる。
その子供っぽさを利用して、ドラッグが出回っている高校に入学しろ、というのだった。
高校、とくにプロムには苦い思い出のある、オタク君。
簡単にぶいぶい言わせられると思いきや、時代はものすごい勢いで変わっているので、どこか浮いてしまうおバカ。
高校生である事自体は誰も疑わずに侵入する。
すぐにドラッグの元締めである生徒は見つかるが、その大元を抑えるのが任務。
警戒の強い元締めに近づく為に、オタク君の家でパーティーを開く。
そこで、オタク君が認められ、ドラッグをさばく手伝いをする仲に。
それと同時に、おバカとオタク君は距離を持ち始める。
1人残った、おバカはオタク軍団とつるむようになり、捜査を手伝わせているが、ある盗聴から、オタク君が自分の悪口を言っているのを聞いてしまう。
学校では、兄弟という体でいたのだったが、
「あいつほんとに兄弟かよ」と聞かれ「養子だから」といい、挙句レインマン扱いをするのだった。
だが、険悪になっていくのと反比例するように捜査は進んでいく。
大元のバイカー軍団と接触するのを抑え、そのバイカー軍団を2人で追うが、その日は、オタク君が好きな女子とピーターパンの舞台に立つ日だった。
捜査も大事だが、女子も大事という事で、わけのわからないオタク君に、嫉妬のように怒るおバカ。
上手くいく捜査も、ケンカしながらなので、ドジを踏んでばかり。
それでもなんとか、舞台にかけつけるが、すでに代役で上演していた。
そこに押しかけるが、当然女子は怒っている。さらに、おバカまで舞台に乗り込んで、めちゃくちゃに。
会場は沸くが、その罰として2人は退学になってしまう。
バイカーが襲撃された事を受けて、ドラッグ・グループは「この学校に警官がいる」と言い出すが、2人はどう見ても学生だ、と安心して銃を渡す。
これからは信頼のおける友人で身を守る、といい射撃練習をするが、さすがに2人はプロなのでうまい。
びっくりしつつ、頼りにするが、バイカーと対面した際に、「お前らどこかで会った」と襲撃した時の事を想い出されてしまい、警官である事がバレてしまう。
ところがバイカー軍団にもすでに潜入捜査が入っており、危機一髪その場は助かるが、本当の黒幕は、学校の先生だったことがわかる。
先生を追う際には、おバカがオタク軍団と学んだ爆破の知識を活用。
先生を撃って、任務完了。
おしまい
【かんそう】
童顔だから、高校に潜入しろ、という白羽の矢ではありましたが、加えて2人がとにかく子供なんですよね。
むしろ、現役の学生よりも学生っぽい。
そこが、コメディとしての軸でもあるんですが、なので、どぎつさ等はなく、終始銃激戦のあるコロコロコミックみたいな感じで、口直しにはぴったりでした。
バディ物でありがちな、「仲が悪かったのが最後仲良くなる」というパターンになりそうな始まりが、いい意味でさくっと裏切られるのも面白かったです。
むしろ、なんか妙に仲良くなっちゃう。
それは、おバカにしてもオタク君にしても、人が良いと思えるんですよね。
だから、バカなんだけど応援したくなっちゃう。
で、潜入捜査の都合上、ドラッグ・グループに近づくと、友達が新しい友達と仲良くなってる感じで、ちょっと嫉妬していたり、片や調子に乗っちゃったりと、コメディ以前に、普遍的な青春の甘酸っぱさもあるんですよね。
とはいえ、中身はおっさんなので今時の若者についていけていない感じとかもあって、それはコメディのおいしいところ。
本来なら、頭悪くてもチャラ男のほうがモテそうですが、時代のせいか、グリーのせいかw
おバカがオタクとつるむというのも、シンプルに面白かった。
自分の学生時代には味わえなかったイケイケ感を、任務を利用して堪能するオタク君の気持ちもわからなくはなかったり。
常にクレイジーで目立っていた変な先生が大元というのも、なるほど、でした。
本編の最後、「酒と女がそんなに好きなら、今度は大学生になれ」と言われて終わるのですが、すでに続編があるんですよね。「22ジャンプストリート」
日本では公開すらされていない作品ですが、アメリカでは続編もあるという温度差。
まあ、公開は厳しいとは思いますがw
こういう軽い害のないコメディはいいですね。
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